ゲルハルト・リヒター展 / 陶芸からの一回答
東京国立近代美術館では、現代美術の巨匠を大回顧するゲルハルト・リヒター展が開催されています。
会場に入って出迎えるのはリヒターを代表する絵画手法であるアブストラクト・ペインティングによる作品の数々。
自作の長細いへら「スキージ」を用いてリヒターが1970年代より取り組んできたものです。
スキージで絵具は伸ばされ、削られ、伸ばされ、削られ、、、
そうして制作された作品は、描くという行為を露骨に感じさせるものでしょうか。
むしろ描くという行為は後ろに回り、色という色が迫力を持って鑑賞者に迫ります。
紅輪が用いているカラーリングと共振する作品がありました。
紅輪のシリーズ〈ASA〉の赤/青/白を。
〈YUME〉のベージュ/赤/緑を。
〈TOKI〉の黄/緑を。
〈ZEN〉の黒/赤を。
紅輪は器に従来求められているカラーリングから自由。
その自由をがぜん煽動する展覧会でした。
10月までの東京会期の後、愛知へ巡回します。
ゲルハルト・リヒター展
2022年6月7日~10月2日
東京国立近代美術館
2022年10月15日〜2023年1月29日
豊田市美術館
紅輪 | COSMOS LINK CERAMIC
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