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ミロと陶芸

『ミロ展』が愛知県美術館で開催(2022年4月29日~7月3日)

 

[メトロポリタン美術館所蔵]

 

20世紀スペインの三大巨匠としてダリ、ピカソと並び称されるミロ。

 

ミロが遺した蔵書には岡倉天心の「茶の本」や柳宗悦の「日本の民藝」といった日本文化の古典も並びます。

 

絵画作品の芸術家としての顔だけでなく、美術学校時代の友人陶芸家のジュゼップ・リュリレンス・アルティガスと共に数百点の陶器をも制作していたミロ。

 

「ミロだけは土をこねるところから私と一緒に仕事をする」

 

アルティガスの言葉です。

 

工房の壁には日本全国の焼物産地を記した地図がかけられていました。

 

アルティガスは日本の民藝運動に傾倒。実践者の一人で益子焼の人間国宝、浜田庄司と深い親交を結んだ人です。

 

1970年の大阪万博でガス・パビリオンを彩った陶板壁画などミロ作品の多くを焼き入れした窯は、設計図を提供した浜田がガリファを訪れて開窯したもの。

 

1966年、73歳になって初来日したミロ。陶芸の産地探訪を果たしています。

 

茶陶の大家、加藤唐九郎の住む名古屋の自宅に訪ね、京都から滋賀の信楽へ足を延ばしました。

 

信楽では、田畑や日本の伝統的な農村の風景に感動していたといいます。

 

ミロは日本の陶芸の中に何を見たのか。

 

彼の陶芸作品だけにでなく、絵画作品にも潜む日本的美を探してみるのも面白いかもしれません。

 

展覧会ではアルティガスと共作した陶器が出展されています。

 

 

 

ミロは紅輪のデザイナーにダイレクトに影響を与えた芸術家です。

 

幼少期からダイニングに飾られていたミロのポスターを見て育ちました。

 

いろ、かたち、美。

 

インパクト強く、また謎めいた形で問いかけを発し続けてくれます。

 

 

〈参考文献:中日新聞 「ミロが見た日本」2022/4/26~28〉

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商品紹介

「見立て」とは、ものごとを別のものに見立てて表現すること。茶道や庭園デザイン、俳句などでよく使われる感性です。器も例外ではありません。rinはひとことで言えば瓶。これは花瓶です。これは銚子です。もしくは、、、。用途による名付けなど不要です。見るもの、使うものの創造的な解釈や視点を加えることによって、新たな価値が生まれる。…

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