Petter Eldh『Projekt Drums Vol.1』
紅輪が掲げるコンセプトは〈Answer The Contrast〉。
Future /Traditional 、明 /暗、Maximum/Minimum
対立、対比、コントラスト。
そこにはグラデーションも潜在しています。
当ブログでは陶磁器に限らず、紅輪のコンセプトに響く何か、また制作にインスパイアする何かをエディットしていきたいと思います。
今日は音楽です。
スウェーデン出身でベルリンを拠点に活動するベーシストにしてプロデューサー、 ペッター・エルドの2021年の作品『Projekt Drums Vol.1』。
エリック・ハーランド、リチャード・スペイヴン、ネイト・ウッド ら豪華6名、現代ジャズシーンの最前線で腕を振るうドラマーを招いた企画作品です。
アレンジにハープやフレンチ・ホルン、マリンバなどを用いた総勢18名による”リズムの考察”。
「リズムこそ全てである」と言ったのはメキシコの哲学者オクタビオ・パスでした。
「そう、ドラムこそが全てである」
エリック・ハーランドの変幻自在のギアチェンジに導かれるのは目が眩まんばかりのブラスセクション。万華鏡にも似て。
ディジー・ガレスピーの《Salt Peanuts》の決めフレーズをワンポイントに煌めかす、お茶目も見せます。
ハープとマリンバを中心にドリーミーなようで、スペイシー、いやこれはトリップ感。
テンポやリズムパターンが変化するたびに身体に異なる快感が走ります。
今、ようやく安らかに踊ることが叶います。
縦に跳ねる。横に揺れる。
この際、問いません。
縦と横、無尽でいかがでしょうか。
Answer The Contrast.
紅輪 | COSMOS LINK CERAMIC
Answer the contrast.
ついに答えついぞ問う
Trad / Avant
伝統と革新
East/West South/North
東西南北
Yin / Yang
陰と陽
What we are calling is not everything, but everything.
どちらでもなくどちらでもあるすべてが
In a universe shaped by gradation, we unearth the answers.
グラデーションを識る世界のもとに
A medium is kōrin.
いま降臨する
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