Music’s Call : Carl Craig [The Melody]
紅輪ブログ音楽シリーズ「Music’s Call 」
[The Melody]を作曲し、ピアノを弾き、オーケストラに編曲しているのは、クラシックとクラブミュージックを股にかけるピアニスト、フランチェスコ・トリスターノです。
Perfect Circuitのインタビューを参照しました。
音楽制作とジャンルの境界
クレイグの言葉を借りると、「それをテクノ・クラシカルとは呼ばない。それは『アクションとアドベンチャー!』だ。それを作るのは冒険だったが、音楽は音楽だ… 音楽は楽しむため、そしてインスパイアするためにある。曲を作るとき、『これはテクノのため、これはハウスのため…』なんて考えたことはない。ただ作り、そうなっただけだ。そして、それが完成するまで一生懸命に作り上げた」(出典:Perfect Circuit)。
クレイグは音楽をジャンルに囚われず楽しむことが重要だと考えています。[The melody]を含めたプロジェクト「Versus」は、クラシックとエレクトロニカの融合であり、彼はこれを「アクションとアドベンチャー」と表現しています。音楽はリスナーに楽しみとインスピレーションを提供するものであり、ジャンルの壁を超えて広がるべきだと主張しています。
クレイグはジャンルの枠にとらわれずに音楽制作を楽しむこと、創造的な冒険を大切にし、自由な表現を追求する姿勢を示しています。
紅輪との接点
紅輪のディレクターもジャズドラムやDTMの演奏など音楽活動から養った即興性やハーモニー、リズム感を陶芸の作品ごとに落とし込んでいます。そしてまた、陶芸を通じて創造性と自由な表現を追求しています。クレイグが音楽のジャンルにとらわれずに新たな領域を探求するように、紅輪も陶芸を通じて新しい美と価値を生み出すために挑戦しています。異なる芸術形態を通じて同じような創造性と自由さを共有している、というのは大袈裟ではありません。
おわりに
陶芸の美学は異なる要素が調和することで生まれ、その調和の中に美が存在します。そこにはハーモニーとリズムの要素も存在します。音楽でも同様に、ハーモニーとリズムが調和することで美しい楽曲が生まれます。
このシリーズでは、音楽と陶芸のハーモニーとリズムに焦点を当て、両者がどのように調和し合い、新しい美と価値を生み出すかを探求しています。紅輪の陶芸や音楽が、多様な要素が一体となって美を生み出すプロセスであることを示し、あなたにその共鳴を感じてもらいたいと思います。
towa
5000
(tax incl.)商品紹介
wave
12000
(tax incl.)商品紹介
ume
3000
(tax incl.)商品紹介
関連情報